blog

ベラルーシの結婚式


先日ご紹介させていただいた、ベラルーシ共和国の結婚式について


今回は結婚式当日の様子を少し書かせていただきます!


結婚が決まったら、男性は女性の両親の前でプロポーズをし、

その後、両家の家族のみで食事会をします。

両親の前でプロポースするってどんな感じなんでしょう…!

食事会では、今後の仕事や家族のことについて話し合い、

結婚式の日取りを決めたら

最低でも1ヶ月前には挙式会場となる市役所へ届けを出します。

そして結婚式当日。

結婚式当日は、花嫁を迎えにいくまでに花婿はいくつかのゲームを

クリアしないと会えないようです!


当日まで花婿には花嫁姿を見せてはならず、

花嫁はお昼前に実家で友人たちと支度をします。

ウエディングドレスを主に着ますが、

色付きのリボンやアクセサリーを身につけることも多いとか。

花婿は、黒やダークブルーのジャケット姿でブーケを持ち、

飾り付けした車でクラクションを鳴らしながら友人たちと一緒に

花嫁の家へ向かいます。






ところが、そこですぐに花嫁と会うことはできず、

花嫁の友人たちが家の前でいくつかの「試練」を用意して待ち構えています!


友人たちは、「何をしにきたの?」と花婿に問い、

花婿は「結婚をしにきた」と答えますが、

さらに、「誰と結婚したいの?」と問いかけられ、

花婿は花嫁の名前を言います。

しかし、友人は花嫁以外の別の女性を勧めてくるそうです。笑

花婿はもちろん「○○(花嫁)じゃないとだめだ」と答えますが、

それなら、いくつかの試練をクリアしないと会わせないと言われ、

クイズやゲームがスタートし、クイズを外したらコインやお菓子、

スパークリングワインなどを渡して花嫁に会う許しを乞います。




花嫁の家に到着すると、その場で軽い食事をとり、市役所へ向かいます。

家を出るときは、玄関前に飾り付けされた花婿の車を見て集まってきた子供たちに

キャンディーなどの菓子まきを行います。

子供たちは、結婚式でもらえるお菓子をとても楽しみにしているようです。

「私もいつか、あんな風にきれいな花嫁さんになりたい」と憧れるんですね!

市役所へは、二人は別々の車に乗って行きます。

花嫁の両親から「人生がうまくいくように」との願いが込められ、

そばの実や麦などの穀物がまかれながら進んでいくそうです。





市役所には結婚式を行うためのきれいな別館があり、

ここで市役所職員の司祭によって結婚の誓いとサインの儀式が行われます。

挙式の時間は誓いのキスと、乾杯も含めて15分ほど。

教会式で行うこともありますが、その場合でも先に市役所での挙式を

済ませておかなければなりません。

翌日に教会式を行うカップルもいれば、10年後に行うカップルもいるそうです!

信心深い人の中にはパーティーの代わりに教会式をする方もいるといいます。

そして、市役所での挙式の後、夜からのパーティーまでの時間は

写真撮影を兼ねて街中へ散歩にでかけます。

ベラルーシの街は美しい公園がたくさんあってとても人気だとか。

ロマンチックな写真がたくさん撮れそうですね

花嫁を抱き上げるポーズは「あなたを守ります」という意味が込められています。


パーティー会場に到着すると、前回のブログでご紹介したカラワイが登場し、

お互いに食べさせあったあと、乾杯して会場へ入場します。

席につくと、ゲストは一言ずつ順番にスピーチをして

プレゼントや封筒に入ったお祝いのお金などを贈り、若い人たちは

数人でお金を出しあって家電などを贈ることもあるようです!

日本ではご祝儀としてお祝いのお金を贈ることが一般的ですが、

このようなスタイルも素敵ですね。

パーティーでは食事をしながらゲームやダンスをして楽しく過ごしますが、

最近はブーケトスやガータートスも行われているようです。

また、パーティーの最中、花婿は花嫁から目を離してはならず、

隙を見せると花嫁を泥棒されるというジョークでからかわれて

罰金を払って花嫁を返してもらうという恥ずかしい思いをするとか…

子供たちも、隙があれば花嫁のアクセサリーなどを隠して、

これもまた、罰金を払って返してもらうそうです!

とてもユニークな習慣だと思いましたが、

これは「結婚の初日からずっと彼女のことをしっかり見て、守りなさい」

という意味があるようです。


パーティーは3時間~4時間くらい続きます。

海外のウエディングパーティーは色々な演出をするというよりも、

みんなで飲んで、食べて、ダンスをして…

それぞれが楽しみながら二人をお祝いをしている様子が感じられますよね!

ウエディングのスタイルは本当に様々ですが、

だれもが「幸せ」を感じられる行事で、

その日、そこに集まった全ての人が笑顔になれる本当に素敵な1日です。

今後も世界のウエディングの習慣をご紹介していきたいと思いますので

ぜひ、ブログをご覧いただけると嬉しいです。

フリーウエディングプランナー吉水舞子