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しあわせのパン「カラワイ」


世界のウエディングの習慣は様々で、本当に素敵なものばかりです。

どれも本質的で、その伝統は変わることなく守られてきています。

今日は、東ヨーロッパに位置するベラルーシ共和国のウエディングから

素敵な習慣を見つけたので、その中からひとつご紹介させてください。





幸せを祈って焼かれるパン『カラワイ』

ヨーロッパではお祝いごとには欠かせないパン。

ベラルーシの結婚式では、『カラワイ』というパンが欠かせないそうです。

お祝い事やおもてなしの時などに必ず焼く特別なもの。

結婚式のために焼くカラワイは、さらに特別なものとされていて、

家族以外で、

「結婚生活がうまくいっていて、子供がいる女性」が

特別な歌を歌いながら作ることになっているようです。

この、「特別な歌」がどんな歌なのかとても知りたいのですが

なかなか見つけられず…


丸いパンは太陽を表し、表面は花、麦、ぶどう、白鳥、鳩、足跡など

縁起の良い意味をもつ装飾が施されていて、

中央には塩を入れた小さな器が埋め込まれています。

これは、

「生きる上で必要なパンと塩があれば、何があっても大丈夫」

という祈りが込められているそうです。

カラワイをのせる麻の織物は、

女性の民族衣装のショールなどにも使われているもので、

長生きの象徴として、長ければ長いほど良いとされています。


そして、パーティー会場へ入場する前に

新郎新婦がそれぞれにカラワイをちぎり、

たっぷりと塩をつけて、お互いに食べさせ合います。

このときちぎった固まりが大きい方が、

家庭の主導権を握るといわれていて、たっぷりつけた塩は、

「塩辛い体験はこれが最初で最後です。これから甘い体験だけ重ねましょう。」

という意味が込められているのだとか!

また、残りのカラワイは若い人たちが後で

新郎新婦みたいに「素敵な人に出会い結婚できますように!」

と願いを込めて食べます。

ここで出会いがあればとっても素敵ですよね!





その後乾杯をして、乾杯後のグラスをできるだけ細かく割って

会場へ入場するそうです!

「幸せがたくさん訪れるように」という思いが込められているとか。

そして入場は花嫁の両親が両脇からカラワイを掲げ持った下を

新郎新婦がくぐって会場に入ります。


パーティーは19時頃から3~4時間続き、

皆でにぎやかに仮装やゲーム、ディスコダンスなどで盛り上がります!

デザートタイム前には、やはりケーキカットも行うようです。


今日は、幸せを祈って焼かれるパン「カラワイ」

についてご紹介させていただきましたが、

次回は、そのほかのベラルーシ共和国のウエディングの習慣を

ご紹介さていただきます!

フリーウエディングプランナー吉水舞子