結婚式エンディングの定番とも言える、
新婦様が親御さまへ向けてお手紙を読むシーン。
「みんなの前では恥ずかしいから読みたくない」
「書いた手紙を渡せればいいです」
とおっしゃられるご新婦様もいらっしゃいます。
手紙は人に聞かせることではない
と言われればその通りなのかもしれないですが、
私は、出来れば結婚式という場で読んでいただきたいな
と思っています。
花束やプレゼント、気持ちをのせられる「もの」はたくさんあると思うけど、
「声」にするのとしないのでは、伝わり方が全然違うのかもしれません。
結婚式のような機会がない限りは、
ご両親に向けてお手紙を読む機会って、なかなかないと思うんです。
特別な日だからこそ、恥ずかしいけど気持ちを込めて伝えるこができる。
大切な人たちのあたたかい祝福の気持ちが、たくさん詰まっている空間だからこそ、
より伝わるものがある。
私は、たくさんの新郎新婦様から
そう感じさせていただいています。
それに・・・結婚式そのものもそうですが、
来てくれる皆さんはご本人が思っている以上に、お手紙のシーンを
楽しみにしてくれているものです。
そんなこと言いながら、自分自身のことになると
両親に手紙を読むなんて恥ずかしい!!!とか言ってしまうと思うけど、
普段なかなか声に出して感謝の気持ちを伝えられないのに、
機会があれば・・・の機会はほぼないと思うので
声に出して、自分の言葉で伝えようと思っています。
フリーウエディングプランナー 吉水舞子
福岡・北九州・山口でフリーのウエディングプランナーとして活動しています。
レストランや料亭、フリースペースを中心に特定の会場に所属せず
おふたりの専属ウエディングプランナーとして
心を込めて結婚式のプランニングをさせていただきます。