先日の相談会で、改めて考えさせられました。
「お金がかかるし、仕事も忙しいから結婚式はしなくていい。」
「相手(お嫁さん)も、別にしなくていいと言ってる」
息子様(新郎さん)が、このようにおっしゃることに対し、
お母様は
「無理にしなくてもいいと思うよ」と、応えられたそうです。
でもその言葉は本心じゃなくて、
「本当は結婚式を挙げて欲しいけど、
どんな風にふたりに話したらいいか分からない。」
・自分の子供がこんなに早く結婚するとは思っていなくて、
少し寂しいこと。
・まだまだ子供だと思っていたのに、
自分の道をまっすぐに進んでいることを知ったこと。
・かわいいお嫁さんが来てくれて、心の底から嬉しいこと。
・赤ちゃんの時からずーっとかわいがってくれているおばあちゃんに、
晴れ姿を見せてあげたいこと。
まだまだたくさんたくさん…
お母様のお話から、息子さんへの想いがたくさん伝わってきました。
「けじめとしてきちんとお披露目をして欲しい。」
「これからのふたりの為にも、やっぱり結婚式はして欲しい。」
そしてお母様ご自身が、
結婚式を挙げて本当によかったとお話してくださいました。
ありきたりの言葉かもしれないけど、
結婚式はふたりの為だけではなく、親御様やお世話になった方々、
これからおふたりを支えてくれる大切な方々へ
精一杯のおもてなしができる場であると思います。
親孝行ができる時は限られていて、
人生最大の親孝行ができる場が結婚式なのかもしれない。
我が子の晴れ姿を見られないのは、
とっても寂しいことなのかもしれません。
「結婚式はしなくていい。」と相談した時、
皆様のご両親はなんとおっしゃられていますか。
フリーウエディングプランナー 吉水舞子
福岡・北九州・山口でフリーのウエディングプランナーとして活動しています。
レストランや料亭、フリースペースを中心に特定の会場に所属せず
おふたりの専属ウエディングプランナーとして
心を込めて結婚式のプランニングをさせていただきます。
