その昔、博多では女性側からの結婚承諾の証として
男性宅へお熨斗を届けたという風習があったそうです。
元々は“結婚の儀”ではなく、“結納の儀”として執り行われていました。
「熨斗箱」または「三方」に白紙を敷き、鰹節をのせたものを
花嫁さんが「使人」に出し、使人はこの「熨斗」を
男性側の家へ持って行き、報告を行います。
これが「熨斗出しの儀」(婚約式)というそうです。
現代披露宴で執り行われている「熨斗出しの儀」は、
その風習を様式化した儀式で、
花嫁が両親に大切に育てられ培ってきた物を
招待客にお披露目と、ご挨拶をするという意味をもちます。
「御熨斗出し」は、格式高い日本の婚礼文化のひとつ。
博多の老舗料亭三光園の披露宴で、必ず執り行われる伝統儀式です。
花嫁さんの凛としたお姿が、本当に美しいです。
親御さまはどんな想いで、見つめているのでしょうか…
そんな風に考えると胸がとても熱くなります。
日本古来の伝統に触れていただくことで、
お招きした皆さまにとっても
とても思い出深い結婚式になりそうです。
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そんな方はぜひ、お話しを聞かせてくださいね。
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